我が家はマンション暮らしで犬を飼っています。なので、お散歩に行くときなど犬を抱っこした状態でエレベーターに乗ることがあります。
床に降ろしてはダメだけど、キャリーケースに入れないといけないという決まりはなくて、抱っこの状態で乗るのは規約的にOKなので、抱っこでエレベーターに乗る方がほとんどです。
ですが、やはり犬が苦手な方やアレルギーの方もいるので、エレベーターに先客がいると「犬がいますが大丈夫ですか?」と聞くようにしています。
ほとんどの方が「いいですよ!」と言って下さるのですが、たまにすごく申し訳なさそうな顔をして「ごめんなさいね」とお断りされる方もいます。
多分その方たちは犬アレルギーとか本当に犬が苦手なんだろうし、こちらとしてはそうなることも承知の上で聞いているので全然OKで逆に気を使わせて申し訳ないな…なんて思います。
また、「大丈夫ですか?」と聞いた時に、一瞬どうしよう…という表情をする方もいます。そういう方は「本当は犬と一緒は嫌だけど言いづらいんだろうな」と思うので、こちらから「行ってください、すみませ~ん😊」と笑顔で明るく言うようにしています。
その読みが当たっていたら向こうも「すみません💦」と言いながらドアを閉めるし、たまに読みを間違ったのか相手さんのご厚意なのか、「あ、大丈夫ですよ、どうぞ」と言ってくれたりもします。
と、前置きが長くなりましたが書きたかったのはここからです!
今日、犬と一緒にエレベーターに乗ろうとしたときのこと。到着したエレベーターに1人の先客がいたのでいつものように「犬いますが大丈夫ですか?」と聞きました。
すると、行き先ボタンから少し離れた位置に立っていたそのおじさんは無言で腕をグイーっと伸ばし、「閉」ボタンを押したのでしょうね。スーーっとドアが閉まっていきました。
え?
いや、別にいいんですよ。犬と一緒がダメなら行ってくれていいんですよ。でも、無表情で無言で閉めるってのはないわ~。その態度はどうなの?
ドアが閉まっていくときの顔は怒ってるようにすら見えました。「無駄に止めさせやがって」みたいな。
たまに、「犬がいますが大丈夫ですか?」と聞いた時に無表情のまま何か発するおじさんがいて、何と言ったかわからないけど表情からして同乗NGなんだろうと判断して「すみませ~ん^^」とさらに一歩下がると、ドアを押さえて手招きでどうぞとしてくれる、「きっとちょっと人見知りタイプ」の方もいたりしたので、今日も腕がグイーっと伸びてきた時にこのパターンかと一瞬思ったのですが全然違いました💧
そしてさらに、犬と一緒に帰ってきた時もえ?ということがありまして。
エレベーター前に向かっているとすぐ後ろに足音が聞こえてきました。
こういう場合、後ろの方もエレベータに乗るだろうけど、こちらは犬がいるので「お先にどうぞ」と声をかけたりします。
順番で行くとこちらが先に乗る権利はあるとは思うのですが、なんとなく普通なら同じタイミングで乗れるところを犬のせいで…と思われそうな気がして、よっぽど急いでいない限りは自分は後で行こうと思ってしまうのです。
ですが、たいていの場合は「犬がいるのでお先にどうぞ」と言ったとしても「一緒でも大丈夫よ」と言ってくれたり、犬が苦手な人だったら「順番やから先に言ってね」と言ってくれたり。
そんな中まれに「当然やろ!」と言わんばかりの態度で先に行かれる方もやはりいるのです💦多少理不尽にも思いますが、次のエレベーターを何十分も待つわけじゃないし円満に行くならいいか…という気持ちなのです。
で、これまた前置きが長くなったのですが、話を戻しまして…
今日もすぐ後ろに足音が聞こえてきて、いつものパターンで先に行ってもらおうと振り返るとなんと住人ではなく宅配の業者さんだったのです。
で、一瞬迷ってしまったんですよ、私。
宅配業者さんなら聞かなくても犬一緒でいいかな。
だって、宅配業者さんと住人なら住人優先じゃない?
いや、でもやっぱ聞くべきか?
なんてことを振り返った瞬間に考えて。
なのに、最後の「いや、でもやっぱ聞くべき?」と思ってる瞬間にエレベーターが降りてきてドアが開き、なぜかその宅配業者が私の横をすり抜けて先に乗ったんですよ!
え?
「え?これ乗っていい?聞いてからにするべき?」と一歩踏み込もうとした瞬間ドア閉まる。
え?
宅配業者さんの荷物が大量だったり大きな荷物だったら私も「お先に」と躊躇せず言ったと思います。けど、小さい小さい荷物1個だったんですよ。絶対的にうちの犬の方が重いわ!っていう。
仕事だし急いでいるのもわかりますよ。でも普通住人優先じゃない?もちろん、宅配業者さんの方が私の前を歩いていたなら全然いいと思いますよ。でもあなた、私の後ろにいたよね?
と、相手が住人なら許せるのに宅配業者さんだとモヤモヤしてしまいました。
あ、でも住人の皆さんのマナーはいい人がほとんどなので嫌な思いをすることはほぼないのですが、だからこそたまにこういうことがあるとモヤモヤするのです。